助成金とは




 助成金とは、いずれ返さなければならない公的融資とは違い、返済不要のお金を指します。当然のことですが、何もしないでもらえる訳ではありません。政府が推進する政策に沿って、積極的に取り扱いを行う企業を応援するのが助成金の目的です。そのためには、助成金ごとに細かい要件を満たしていなければなりません。

 すべての企業に当てはまるわけではありませんが、これから行おうと考えている経営方針に当てはまる助成金があれば、手続きを行い受給したほうが得策でしょう。助成金の申請に二の足を踏まれる企業が多いのも事実です。それは、添付する書類が多いのと手続きが複雑なのが原因です。当事務所では、助成金のアドバイスやお忙しい事業主の方に代わり手続申請を行っています。お気軽にお問い合わせください。 労働関連の公的助成金は、事業主の皆さんが負担している雇用保険の一部からまかなわれています。保険料の還元ということからも、ぜひご活用ください。

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利用しやすい助成金


 助成金は、事業主の皆さんが負担している雇用保険料の一部(事業主負担分の方が、労働者負担分より1,000分の3.5又は4.5を多く負担しています)を財源としています。しかし、雇用情勢の悪化から雇用保険料収入が減少しているため、残念ながら以前に比べて助成金の種類や金額が少なくなっています。
 そのなかで、比較的利用しやすい助成金をご紹介します。助成金によっては、年度の途中でも廃止や休止になることがありますので、あらかじめご了承ください。

 ご注意下さい

 助成金は、国の施策に基づいて助成されるもので、事業活動を補助するものではありません。そのため、助成金の申請方法と異なる場合は、支給されません。助成金の給付をお考えの事業主の方は、あらかじめ担当窓口、社会保険労務士にご相談下さい。

 支給されない例

 ・雇入れ計画前に従業員を採用してしまった (雇入れる時期を申請通りにしないと受給できない)

 ・申請計画が遅れた、支給申請が遅れた (申請期限を守らないと受給できない)

 ・出勤簿、賃金台帳などの整備を行っていない (勤務実績や賃金支払い実績などが確認できないため)


助成金を不正な手段で受給すると、詐欺その他刑罰の規定があります。ご注意下さい。


  人材を確保するための助成金

  高年齢者雇用をサポートする助成金